電気通信事業者協会(TCA)は、着信時に表示される発信者番号を偽装する新手の「振り込め詐欺」が社会問題化する中で、防止策などを検討する専門部会「発信者電話番号偽装表示対策検討部会」を設置した。
同部会には、携帯・固定電話の各通信事業者が参加。技術的・設備的な側面から発信者番号の偽装表示の仕組みについて情報を共有化し、防止策の検討を行なう。17日に開かれた第1回検討会では、各事業者が現状でできることから始めていくことになったという。今後、各事業者の共通の課題について検討を重ね、可能なものから順次対策を講じていくとしている。
TCAでは、偽装表示対策として、自宅や警察の電話番号からの発信であっても不審な内容であれば一旦通話を終了し、折り返しかけ直すよう勧めている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.tca.or.jp/japan/news/050217.html
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・ 発信者番号を偽装した「振り込め詐欺」に注意(2005/01/21)
( 津田啓夢 )
2005/02/17 19:43
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