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ライブドアの堀江貴文社長。8日に行なわれたニッポン放送株を買収した際の記者会見で
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「フジサンケイグループとの友好的な提携交渉を希望する意向を表明します」。ニッポン放送株買収を足がかりに、同グループとの業務提携をにらむライブドアが、その意向を訴えた。「インターネット」と「ラジオ・テレビ・新聞・雑誌」という4大メディアがシームレスに連携することが、国民生活と両グループの株主価値向上に「大いに寄与すると考える」という。
ライブドアでは、フジサンケイグループの保有する「ラジオ・テレビ・新聞・雑誌」というメディアを「極めて大きな社会的影響力を有する」「公共性の高いメディア」と評価した上で、「従来のような単一の情報を多数の消費者に対して画一的に提供するという双方向性の欠如した情報提供のあり方では、多種多様な個々のニーズに完全に応えることは難しくなっている」と指摘する。
一方、双方向性が特徴の「インターネット」は「ラジオ・テレビ・新聞・雑誌による情報提供を補完し得る極めて有望なメディアだ」と強調。「Webサイトの中で影響力のあるメディア」はポータルサイトだと分析し、「フジサンケイグループとポータルサイトを抱えるライブドアがそれぞれ強みを持ち合うことで、国民生活に大きく寄与できる」と、提携のメリットを訴えている。
関連情報
■URL
開示情報(PDF)
http://finance.livedoor.com/disclose/tmp/121503d0_20050221.pdf
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( 鷹木 創 )
2005/02/21 18:38
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