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米Google、映画情報の検索オプション「movie:」を導入


検索オプション「movie:」で「movie: Tom Hanks Oscar」と検索した結果
 米Googleは23日、検索オプションの1つとして「movie:」を導入したことを明らかにした。面白い映画を観たい時に、他の人が書いた評論を見たり、映画館の場所を探す手間を大幅に省くことができる。

 例えば米Googleの検索ページから「movie: Tom Hanks Oscar」と入力すると、トム・ハンクスが出演し、アカデミー賞受賞と関連した映画の一覧が表示される。ページ左側にはさまざまな映画評論サイトから得られたレビューの点数が5つ星で表わされている。これらのデータはGoogleのアルゴリズムによって自動的に生成されたものだという。

 ここで例えば「Saving Private Ryan」(邦題「プライベートライアン」)をクリックすると、その映画の主な評価や感想を読むことができる。さらに下方にあるフォームに自分の住所や郵便番号を入力すると、近所にある映画館の場所をGoogle Localを使って表示できる。映画の上映時間については、携帯電話のショートメールサービス向けのGoogle SMSを使って受信することも可能だ。

 残念ながらこの新機能は英語にしか対応しておらず、映画の題名も日本とは異なっているため、英語を母国語とする以外には利用しにくいと思われる。日本でのサービス提供も現在のところは未定だという。しかしインターネットで公開されている情報をもとに自動的に映画関係の情報を集積する技術は非常に興味深く、将来的に日本で導入されることにも期待したい。


関連情報

URL
  GoogleのWeb検索についての機能説明(英文)
  http://www.google.com/help/features.html
  米Google公式ブログに掲載された紹介文(英文)
  http://www.google.com/googleblog/2005/02/google-movies-now-playing.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/02/24 11:53

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