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「RealPlayer 10.5」の脆弱性を修正した最新ビルド「6.0.12.1059」
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米RealNetworksは現地時間の1日、「RealPlayer」「RealOne Player」の旧バージョンにバッファオーバーフローの脆弱性があることを公表した。あわせて「RealPlayer 10.5」の脆弱性を修正した最新ビルド「6.0.12.1059」を公開している。
発表された脆弱性は2件。米SecurityFocusによると、1件はSMILファイルの解析時に境界チェックが不足しているため、バッファオーバーフローが発生してしまうという。もう1件の脆弱性は、悪意のあるWAVEファイルを処理する際にバッファオーバーフローが発生するとし、詳細な原因は明らかになっていない。なお、SecurityFocusによればSMILファイルの処理に関わる脆弱性については攻撃コードも公表し、注意を呼びかけている。
これらの影響を受けるバージョンは、「RealPlayer 10.5」のビルド「6.0.12.1040~1056」、「RealPlayer 10」の全ビルド、「RealOne Player 2」のビルド「6.0.11.818~840、6.0.11.853~872」、「RealPlayer 8」の全言語版。また、「RealOne Player 1」と「RealPlayer Enterprise」の英語版も影響を受ける。
対処方法としては、各ソフトのオートアップデート機能を利用して最新版に更新することで脆弱性を修正できる。RealNetworksでは同社サイトで最新版や修正プログラムを用意している。
関連情報
■URL
RealNetworksによる脆弱性情報
http://service.real.com/help/faq/security/050224_player/JA/
SMILファイルの脆弱性(SecurityFocus、英文)
http://www.securityfocus.com/bid/12698/
WAVEファイルの脆弱性(SecurityFocus、英文)
http://www.securityfocus.com/bid/12697/
( 鷹木 創 )
2005/03/02 18:01
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