富士フイルムテクノサービスは7日、情報漏洩防止CD-R作成システム「ホワイトアウトCD」を3月下旬から発売すると発表した。書き込みソフトと専用CD-Rドライブ、SCSIインターフェイスカード、専用CD-R(20枚)がセットとなった販売形態で、価格は20万円前後(オープンプライス)。専用CD-Rは100枚単位でのオプション販売(価格未定)となる。書き込みソフトの対応OSはWindows XP/2000。
ホワイトアウトCDは、第三者の閲覧や複製を禁止したCD-Rを作成するシステム。CD-Rの作成には専用のCD-Rドライブと専用のCD-Rメディアを用い、ライティングソフトなどによるディスクコピーの防止機能や、ファイルの暗号化機能を備える。
作成したCD-Rは専用の閲覧ソフトでのみ読み取りが可能で、エクスプローラなど通常の方法でファイルを読むことはできない。また、閲覧ソフトはCD-RのID情報をもとにして、メディア1枚につき1つのソフトを作成する。このため、あるCD-Rの閲覧ソフトで別のCD-Rの内容を読むことはできない仕組みとなる。このほか、CD-Rの閲覧時にパスワードを要求する設定や、各PCに固有の情報を元に閲覧可能なPCを限定する機能などを備える。
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■URL
ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/ffts/cdrom/news/news_whiteout.html
( 三柳英樹 )
2005/03/07 19:28
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