マイクロソフトは、モーダルダイアログウインドウを表示させるサイトにInternet Explorer 6.0でアクセスした場合に、ステータスバーにSSL通信の「鍵」アイコンが表示されない現象が確認されたことを公表した。
モーダルダイアログとは、開いたダイアログボックスを閉じるまで、他の操作が不可能になるタイプのダイアログボックス。SSL通信をサポートしたサイトで、通常のウィンドウにアクセスすれば、SSL通信が行なわれていることを示す「鍵」アイコンがステータスバーに表示されるが、モーダルダイアログウィンドウの場合は、SSL通信が行なわれていても「鍵」アイコンが表示されないという。ただし、SSL通信自体は行なわれている。
マイクロソフトによれば、モーダルダイアログウィンドウは、IEのウィンドウとは別に独自のステータスバーを作成する。さらに、モーダルダイアログウィンドウのステータスバーが「鍵」アイコンをサポートしていないためにこの現象が発生するという。
なお、マイクロソフトでは「IEのコンポーネントを利用しているブラウザでは同様の現象が発生する可能性がある」としている。
関連情報
■URL
技術情報(KB895510)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;895510
( 鷹木 創 )
2005/03/09 11:14
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