マイクロソフトは9日、「悪意あるソフトウェアの削除ツール」を「バージョン 1.2」に更新した。Windows XPであればWindows Updateを通じて更新できる。Windows Server 2003やWindows 2000では「Microsoftダウンロードセンター」でダウンロードするか、オンライン版が利用可能だ。
3月度の更新では、Bagle、Bropia、Goweh、Sober、Sobigといったウイルスに対応し、合計17種類のウイルスを駆除できるようになった。マイクロソフトによれば、「Bagleの亜種であるBagle.O/P/Q/S/T/AWはPC内のファイルに感染するが、3月8日時点のウイルス駆除ツールでは感染したファイルの修復はできない」という。
マイクロソフトのウイルス駆除ツールは1月から提供されているもので、すでにBlasterやSasser、Mydoom、Netskyなどの駆除に対応していた。
関連情報
■URL
駆除ツールのダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356&displaylang=ja
駆除ツールの技術情報(英文)
http://support.microsoft.com/kb/890830/en-us
・ ウイルス除去ソフトも更新、2月のWindows Updateはぜひ実行を(2005/02/10)
( 鷹木 創 )
2005/03/09 13:11
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