日本F-Secureは9日、発見が困難なステルス型と呼ばれるウィルスやスパイウェアを検出して削除する技術「F-Secureブラックライト」を開発したと発表した。
F-Secureブラックライトは、「Rootkit」と呼ばれるツールなどを用いたステルス型のウイルスやスパイウェアに対応した侵入防止技術。Rootkitとは、Windows上で不正なプログラムをウイルス対策製品などから隠蔽するためのツールの総称で、不正なプログラムのプロセスやファイルをOSから見えないように偽装することで、検出や駆除を困難にさせる手法が用いられる。
F-Secureブラックライトでは、こうしたステルス型のウイルスやスパイウェアにも対応し、検出・削除を可能にするとしている。日本F-Secureでは、F-Secureブラックライトの技術を用いたウイルス対策製品は2005年中に出荷する予定で、試用版(ベータ版)のダウンロード提供を10日から開始する。
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■URL
ニュースリリース
http://www.f-secure.co.jp/news/200503091/
( 三柳英樹 )
2005/03/09 13:22
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