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検索キーワードの候補を先読み表示する「Googleサジェスト日本語版」


「いん」まで入力した時点で、「インフルエンザ」などの候補が表示される
 グーグルは9日、検索ボックスに入力中の文字から想定されるキーワードを先読みして表示する「Googleサジェスト日本語版」を、実験サイトの「Google Labs」内で公開した。

 Googleサジェスト日本語版は、従来のGoogleと同様にユーザーが検索ボックスに文字を入力すると、入力された文字列からキーワードの候補を先読みし、キーワード候補のリストとそのキーワードの検索結果が何件になるかを表示する。

 キーワード候補の表示は文字入力に応じてリアルタイムに変化し、日本語入力で文字を確定させていない段階でも表示が開始される。たとえば、検索ボックスに「い」と入力すると、「インフルエンザ」「インフォシーク」といった候補が表示され、さらに入力した文字に応じて新たな候補が次々と表示される。

 キーワードの候補は、Googleで頻繁に検索された言葉や、その言葉が検索された場合に頻繁にクリックされる検索結果などによって選択され、特定のユーザーやコンピュータ、Webブラウザからの検索情報は使用していないとしている。

 対応するWebブラウザはInternet Explorer 6.0以降で、利用するにはJavaScriptとクッキーを有効にしておく必要がある。なお、編集部で確認したところ、Windows版のFirefox 1.0やOpera 7.54でも利用できたが、現時点ではサポート対象外となっている。

 グーグルでは新しい機能やサービスを試験的に公開する「Google Labs」を開設しており、英語版の「Google Suggest」は2004年12月から公開されていた。今回のGoogleサジェスト日本語版は、Google Labsでは初めての日本語版機能の公開となる。


関連情報

URL
  Googleサジェスト日本語版
  http://www.google.co.jp/webhp?complete=1&hl=ja
  Google Labs(英文)
  http://labs.google.com/

検索語の候補をリアルタイム表示する「Google Suggest」ベータ公開(2004/12/13)


( 三柳英樹 )
2005/03/09 18:01

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