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楽天、「KCカード」を発行する国内信販を買収〜新社名は「楽天KC」に


楽天の三木谷浩史会長兼社長と国内信販の中村欣治社長
 楽天は10日、クレジットカード「KCカード」を発行する信販会社、国内信販を6月に買収すると発表した。買収総額は約165億円。国内信販は10月を目処に「楽天KC」と社名を変更し、楽天ブランドによるクレジットカードの発行や信販事業を行なう。

 国内信販は、福岡を本店として九州地方を中心に事業を展開している信販会社で、2004年3月期のカード発行枚数は164万枚、取扱総額は5,560億円。楽天は、国内信販の持株会社であるケイ・シーホールディングスの株式の55.5%を約120億円で買収し、国内信販を子会社化する。また、楽天ではケイ・シーホールディングスの第三者割当による優先株式(45億円)の引き受けも予定している。

 株式の取得は6月1日の予定で、国内信販の新しい会長には楽天の三木谷浩史会長兼社長、社長にはみずほ銀行の関榮一副社長がそれぞれ就任する。また、現在の国内信販の中村欣治社長は、楽天クレジットの國重惇史社長とともに副会長を務める。

 国内信販の中村社長は今後の事業展開について、楽天市場や楽天トラベルなどにおける決済金融事業や、東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブ会員を対象としたクレジットカードの発行や、東北地方での加盟店開拓を推進していきたいとした。

 楽天の三木谷社長は、「楽天はインターネットのショッピングモールから派生してさまざまな事業に取り組んでおり、その中でも金融事業は大きな柱となってきている」として、「自社でクレジットカード部門を持つことで、楽天スーパーポイントと連動したカードを発行するなど、楽天の各事業とのシナジーを高めていく。今後は楽天KCを日本有数のクレジットカード会社にしていきたい」と抱負を語った。

 楽天では、2004年8月から三井住友銀行との提携により「楽天カード」を発行している。今回の国内信販の買収による新しいカードとの関係について三木谷社長は、「新しく発行するカードは、自社の部門で扱うことからマーケティング的な使い方ができるかと考えている。現在の楽天カードをどのようにしていくかについては、これから三井住友銀行と協議をしていきたい」とした。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.rakuten.co.jp/info/ir/release/pdf/2005_3_10_02.pdf
  楽天
  http://www.rakuten.co.jp/
  国内信販
  http://www.kcnet.co.jp/


( 三柳英樹 )
2005/03/10 20:14

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