ネットアンドセキュリティ総研は10日、海外旅行の予約・決済ができる海外旅行関連サイトの比較調査の結果を発表した。サイトの認知率、訪問率、定期訪問率でYahoo!トラベルがトップを占める結果となった。
調査は、過去1年間に海外旅行を経験した人で、海外旅行関連サイトを利用した1,123人と利用しなかった342人に対して行なったもの。調査の対象となったのは、Yahoo!トラベル、MSNトラベル、楽天トラベル、H.I.S、JTB、JAL、Arukikata.comなど20サイト。
海外旅行関連サイトの認知率では、Yahoo!トラベルが89.7%で最も高く、以下はJTBの80.6%、H.I.Sの79.8%と続く。訪問率では、トップがYahoo!トラベルで74.1%、2位がH.I.Sで64.5%、3位がJALの59.8%となっているほか、定期訪問率ではYahoo!トラベルの37.5%がトップで、以下はH.I.Sの30.5%、JALの28.7%という結果になった。
また、海外旅行関連サイトを利用しないと答えた人に理由を尋ねたところ、「オフラインの店舗にて相談したい」「紙のカタログのほうが比較しやすく、わかりやすい」という回答が30%を超えたほか、「サイトでの予約/決済にはセキュリティ上の不安がある」という回答が20%以上を示した。
このほか、サイト利用者が海外旅行の情報収集に活用している媒体の種類としては、Webサイト(84.6%)と旅行代理店の店頭パンフレット(74.9%)が圧倒的に多かったほか、雑誌の記事や広告が42.5%、新聞広告が37.6%となっている。
【お詫びと訂正】
記事初出時に以下の誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
誤)サイト訪問率:2位JTB(64.5%)、3位H.I.S(59.8%)
サイト定期訪問率:2位JTB(30.5%)、3位H.I.S(28.7%)
正)サイト訪問率:2位H.I.S(64.5%)、3位JAL(59.8%)
サイト定期訪問率:2位H.I.S(30.5%)、3位JAL(28.7%)
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://shop.ns-research.jp/3/2/1132.html
( 増田 覚 )
2005/03/11 13:42
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