情報通信研究機構(NICT)と東芝は11日、異なる家電機器をホームネットワークで連携させるための基盤ソフトウェア「ゆかりコア」を開発したと発表した。
ゆかりコアは、各家電機器の機能表現や役割をXMLベースのサービスとして表現し、家電機器を相互連携させるためのシステムの自動構築を行なう。特徴としては、規格に依存することなく家電機器の機能を統一的に表現することができ、利用者が求める機能を指定するとホームネットワーク上に分散している利用可能な機器を自動検索し、発見した機器が持つ機能を自動的に組み合わせることができるという。
NICTと東芝では、NICTけいはんな情報通信融合センター内の実験設備「ユビキタスホーム」にゆかりコア技術を導入し、家電機器の機能連携アプリケーションの開発を進めるとしている。また、16日にNICTが開催する「第1回ユビキタスホームワークショップ」で、ゆかりコアについての研究成果を発表する。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h16/050311/050311.html
第1回ユビキタスホームワークショップ
http://www2.nict.go.jp/jt/a135/resource/ubiquitous_ws/index.htm
( 三柳英樹 )
2005/03/11 18:32
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