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日本ベリサインの取引先社員情報入りPCが盗難、「認証業務には影響なし」


 日本ベリサインは、4日に同社社員のノートPCが電車内で盗難に遭っていたことを発表した。PCには取引先担当者916人分の氏名やメールアドレスが保存されていた。すでに警察へは盗難届を提出しているが、現時点までにこのノートPCは発見されていない。

 ベリサインによると「現在のところ盗難に遭った情報が流出したという確認はできていない。該当するPCには、当社の認証業務に使用するデータや、ユーザーのクレジットカード、銀行口座に関する情報は格納されていなかった」という。取引先担当者に対しては、「すでに第一報はメールでお知らせした。宛先不明で返信されてしまった担当者についても連絡に務めている」とした。

 ベリサインでは「従来より、個人情報などの情報管理については、社内ルールを策定し、管理体制の強化に取組んできたが、このような事故が発生したことについて深く反省している。今後こうしたことが発生しないよう、社内ルールの見直しおよび徹底ならびに社員への教育を通じ、情報管理体制の強化に努める」としている。


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URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.verisign.co.jp/corporate/releases/20050311b.pdf


( 鷹木 創 )
2005/03/14 12:11

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