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米検索エンジンベンチャーが「GoogleのPageRank以来」のアルゴリズム公開


 ショッピング専門サーチエンジンの米Become.comは14日、同社のサーチエンジンに使用されているアルゴリズム「Affinity Index Ranking(AIR)」の概要を初めて公開した。同社では「AIRは、90年代後半にGoogleがPageRankを公開して以来、サーチエンジンテクノロジーにおいて初めての画期的な進展である」と説明している。

 Become.comは2004年にMichael Yang氏とYeogirl Yun氏によって創業されたショッピング専門サーチエンジンだ。創業者2人は有名比較ショッピングサイト「mySimon」の創業者でもあることからBecome.comは大変注目を集めている。Become.comでは、同社独自のアルゴリズム「AIR」に基づくサーチエンジンのベータ版を公開、現在2,000万のショッピングサイトから収集した22億ページをインデックスしているという。

 AIRは、ページの順位をつけるアルゴリズムに応用物理と応用力学で使用されているコンセプトを用いたという。GoogleのPageRankでは、被リンク数を元に各サイトの「人気度」を算定している。それに対してAIRでは、2つの条件を導入した。1つは、そのページが同様のトピックを対象としている有用なページからリンクを受けているかどうか。もう1つは、そのトピックから外れているページ数を最小限に止めながら、同時に同じトピックで他の有用なサイトにリンクしているかどうか。これらの2点によってページをランク付けする。

 AIRを使うと、ユーザーが求めている検索結果を適切に提供できるという。例えば「テレビ」を検索すると、ショッピング専門サーチエンジンであればテレビを購入するのに必要な情報だけ提供されれば良い。普通のサーチエンジンでは「テレビ局」の情報まで提供されてしまって使いにくい状況になってしまう。

 この仕組みについてBecome.comの会長兼CTOで創業者の1人であるYeogirl Yun氏は「AIRのアルゴリズムは非常に高度で、ショッピング検索など特定トピックの分野の調査に理想的だ」とコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.become.com/press/pr031405.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/03/15 11:59

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