JPCERT/CCは16日、インターネット定点観測システムの観測結果として公開しているグラフについて、これまでのポート番号別グラフに加えて、アクセス元地域別グラフの公開を開始した。
JPCERT/CCでは2003年11月から、インターネット上に設置した複数のシステムから得られるログ情報を解析した「インターネット定点観測システム」の運用を行なっている。このシステムにより、新種のウイルスが発生・蔓延した場合には、特定のポート番号へのアクセスが急増する例などが観測されている。
今回、新たに公開したのは、観測結果をアクセス元の地域別に分類したグラフ。グラフでは特にシステムへのアクセスが多い日本、中国、米国、韓国、台湾の5つと、その他の地域からのアクセス数の推移を表わしている。集計期間が1週間、1カ月、3カ月の3種類のグラフが公開されており、1週間のグラフは毎時20分頃、その他のグラフは毎日更新される。
関連情報
■URL
インターネット定点観測システム(JPCERT/CC)
http://www.jpcert.or.jp/isdas/
・ JPCERT/CC、インターネット定点観測システムの情報公開を開始(2003/12/10)
( 三柳英樹 )
2005/03/16 18:47
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