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Skype 1.2
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ルクセンブルクのSkype Technologies S.A.は23日、P2P電話の最新バージョン「Skype 1.2」(1.2.0.37)の提供を開始した。Windows XP/2000に対応し、同社サイトから無料でダウンロードできる。
最新バージョンでは、すでに提供されていたベータ版と同様に、米、英、仏や香港の電話番号を受信用に設定できる「SkypeIn」や、音声データを留守電のように送信できる「Voicemail」に対応した。いずれも有料サービスで、利用料はSkypeInが12カ月30ユーロ、3カ月10ユーロ。Voicemailは12カ月15ユーロ、3カ月5ユーロだが、SkypeInのユーザーは無料で利用できる。
Skype Technologiesのニュースリリースでは、「Central Contacts List」について説明。これまでのバージョンではローカルに保存していたコンタクトリストをインターネット上のサーバーに保存することで、インターネットに接続したPCやSkypeクライアントからコンタクトリストの利用が可能になったという。OutlookやOutlook Express、Operaなどからコンタクトリストをインポートできる。また、vCard形式のコンタクトリストのインポート・エクスポートにも対応した。
このほか、初心者向けに起動時のウィザードを追加した。また、複数ファイルを選択して送信できるようにファイル転送機能を強化した。さらに、Windows XP SP2における接続性能を改善し、拡張子「.jpeg」のファイルが表示されなかった「My Skype Picture」などの不具合も修正している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.skype.com/company/news/2005/v1_2.html
ダウンロードサイト(英文)
http://www.skype.com/products/skype/windows/
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・ P2P電話「Skype」の最新ベータ版、SkypeInやVoicemailなど新機能搭載(2005/03/11)
( 鷹木 創 )
2005/03/24 14:14
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