米AOLは29日、10代の若者でも安心してブログが書けるようにプライバシー制御機能を最初から用意したブログサービス「RED blogs」を開始したと発表した。
RED blogsを使ってブログを始める場合、まずプライバシーに関して3つのレベルを設定する必要がある。「プライベート」モードでは、ブログを完全に個人的な日記として非公開にできる。「セミプライベート」モードでは、招待された人のみがブログを閲覧できる。ただしブログ筆者が13歳から15歳の場合、招待された人は親の許可を得てからでなければそのブログ閲覧に参加することはできない。「パブリック」モードでは誰でも閲覧できる。このプライバシー設定を行なった後に、ブログのスタイルや色、レイアウト、投票機能、ニュースなどの基本的なデザインを自由に決めることができるという。
AOLが行なった調査では、「自分の気持ちを両親とブログのどちらに打ち明けたいか」を尋ねたところ、51%が「両親」と答え、残る49%は「ブログ」を選択した。10代にとってブログが持つ影響力を物語っていると同時に、若者向けのブログサービスがプライバシー機能を最初から必要とすることを示唆しているとAOLは指摘している。
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■URL
AOL(英文)
http://www.aol.com/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2005/03/30 13:26
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