ブロードバンドサービス専門調査会社の英Point Topicは1日、2004年12月末現在の世界のブロードバンド回線数が1億5,050万回線に達したとの調査結果を発表した。1年間で5,000万回線増加した。
国別では依然として米国が3,390万回線でトップで、中国が2,580万回線で2位に入っている。日本は1,810万回線で3位で、以下、韓国が1,190万回線、ドイツが690万回線と続く。特に中国は2004年下半期だけで660万回線増加し、半年間の増加数では米国を大きく上回った。増加率ではトルコが155%で1位、ポーランドが122%で2位に入った。
回線種別では、全回線の62%をDSLが占めている。残り38%をCATVや光ファイバなどの回線が分け合うかたちだが、アジア太平洋地域ではこれらの回線のほうがDSLよりも若干増加率が高いという。特に中国と日本における光ファイバの増加が大きいとしている。
Point Topicでは、ブロードバンド回線は2005年末までに、DSL回線1億4,000万回線を含む合計2億1,500万回線に達すると予測している。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.point-topic.com/content/dslanalysis/bbana04050401.htm
関連記事:世界のDSL加入数が2002年上半期に約2,600万に~DSL Forum発表
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0829/dsl.htm
( 永沢 茂 )
2005/04/05 18:19
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