米IMlogicは5日、MSNメッセンジャーやYahoo!メッセンジャーなどのインスタントメッセージングソフト(IM)に対する攻撃が急増しているとする調査結果を公表した。
IMlogicによれば、2005年第1四半期にIMやP2P型ソフトを対象としたウイルスやフィッシング詐欺目的の攻撃などが、前年同期に比べて250%増加した。確認された攻撃の種類は75件で、このうち82%がIMやP2Pを対象としたウイルス。また、14%はIMのファイル転送機能を乗っ取り、11%はIMの脆弱性を突いた攻撃を行なうという。
IMLogicでは、こうした攻撃は企業内のPCに対しても多く行なわれており、メールと同様にIMに対しても攻撃への対策が必要となってきているとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://imlogic.com/news/press_107.asp
( 三柳英樹 )
2005/04/06 19:40
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