米Apple Computerは18日、「Mac OS X Update 10.3.9」の適用後に、Webブラウザ「Safari」が突然停止してしまうなどの問題が発生する場合があると発表した。この問題を回避するには、JavaのアップデートプログラムやMac OS X用セキュリティ修正プログラムを順番に適用する必要がある。
発表によれば「10.3.9」を適用すると、Javaが利用できるWebサイトにSafariでアクセスした際にSafariが突然停止してしまうほか、スタンドアローンで動作するJavaが停止してしまったり、起動できないといった問題が発生する場合があるという。
Appleによると、この問題が発生するかどうかをチェックできる。まず、「Application」フォルダの「Utility」フォルダにアクセスし、「Terminal」を起動。「java -version」と入力すると、問題がある場合は「Segmentation fault」と表示される。
問題が発生する場合は、Javaのアップデートプログラム「Java 1.4.2 Update 2」と、2月に公開されたMac OS X用セキュリティ修正パッチ「Security Update 2005-002」を順番に適用する必要がある。なお、Java 1.4.2 Update 2をあらかじめ適用している場合は、今回の適用は不要だ。ただし、Security Update 2005-002に関しては、事前の適用に関わらず適用しなければならない。
関連情報
■URL
不具合情報(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=301380
■関連記事
・ アップル、Mac OS X 10.3.9アップデータを公開(2005/04/18)
・ Javaの脆弱性を修正したMac OS X用セキュリティパッチ「2005-002」(2005/02/23)
( 鷹木 創 )
2005/04/19 20:14
- ページの先頭へ-
|