米AOLは20日、フィッシング対策として、疑わしいサイトへの接続をブロックすることを発表した。
AOLは、金融機関向けの詐欺対策やセキュリティソリューションを提供する米Cyotaと提携し、AOL会員のフィードバックなどをもとにフィッシングサイトと思われるサイトを特定。AOLのクライアントソフトからのアクセスを制限するとともに、そのサイトにアクセスしようとした会員に対して疑わしいサイトであることを通知して注意を促す。AOLを装ったサイトだけでなく、銀行やクレジットカード、ネットオークション、ネット決済などの会社を装ったサイトも対象にするとしている。
Cyotaは、フィッシング攻撃を検知してフィッシングサイトを閉鎖させるソリューション「FraudAction」を提供している企業。米英の銀行上位12社のうち8社でCyotaの詐欺対策ソリューションが採用されているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.timewarner.com/corp/newsroom/pr/0,20812,1051839,00.html
( 永沢 茂 )
2005/04/21 18:58
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