政府がセキュリティ対策機関「内閣官房情報セキュリティセンター」を開設

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政府がセキュリティ対策機関「内閣官房情報セキュリティセンター」を開設

　内閣官房情報セキュリティ対策推進室は21日、同組織を強化・発展させ、情報セキュリティ政策に関する基本戦略の立案などを行なう「内閣官房情報セキュリティセンター」を25日に設置すると発表した。

　政府では、政府機関などへのサイバー攻撃や、個人情報などの情報漏洩が多数報告されていることから、情報セキュリティ確保に対する取り組みの強化として、情報セキュリティ問題に関する国の中核機関として情報セキュリティセンターの設置を決定。現在の内閣官房セキュリティ対策推進室を強化・発展させ、内閣官房の安全保障・危機管理担当副長官補をセンター長として設置する。

　内閣官房情報セキュリティセンターでは、情報セキュリティ対策に関する基本戦略の立案、政府機関の総合対策促進、政府機関の事案対処支援、重要インフラのセキュリティ対策などを活動として行なう。本格稼動は2006年度からの予定で、2005年度は緊急の課題として、中期計画や政府の統一的な安全基準の策定、新規政策事項の立案などに取り組んでいくとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（PDF）
　 http://www.bits.go.jp/nisc_press.pdf
　内閣官房情報セキュリティ対策推進室
　 http://www.bits.go.jp/

（三柳英樹）
2005/04/22 12:44

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