マイクロソフトは、サスペンド状態から復帰したWindows XP SP2ベースのPCで、ファイルのコピーを行なうとデータ化けが発生する場合があると発表した。
この問題は、Windows XP SP2のハードウェアデータ実行防止(DEP)機能が有効になっている場合に発生する。アプリケーションとハードウェアの間で、各ハードウェアごとの振る舞いの違いを吸収するソフトウェアHAL(Hardware Abstraction Layer)のコードに問題があることが原因だという。
マイクロソフトによれば、2004年12月に公開された修正プログラム「889673」を適用することでこの問題を解決できるとしている。なお、修正プログラムを入手するためには、Microsoft Product Support Servicesに問い合わせをする必要がある。
関連情報
■URL
技術情報(898572)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;898572
技術情報(889673)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;889673
( 鷹木 創 )
2005/04/25 12:00
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