マカフィーは25日、同社のウイルス対策製品の定義ファイルについて、ユーザーに提供するまでのプロセスを公表した。
マカフィーは、ウイルス対策製品の定義ファイルの更新・提供について、4段階の管理体制で運用していると説明。第1段階としては、マカフィーのセキュリティ対策チーム「AVERT」による定義ファイル作成の時点で1次チェックを実施。第2段階では、インドを中心に米国や英国など、各拠点(合計300名体制)で英語版製品への組み込みテストを実施する。ここで、サポートするすべてのOSについてテストを実施するという。
第3段階としては、英語版製品以外の各国語版(日本語を含む)の全製品について、ローカル言語対応の全OSでテストを行なう。さらに最終段階として、日本において日本語版オンライン製品の最終テストを実施するとしている。
マカフィーでは、同社の製品にはこうした品質管理の工程が設定されているため、「ユーザーは定義ファイル更新時にネットワーク障害に陥る可能性はありません」としている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.mcafeesecurity.com/japan/announcement/050425.asp
( 三柳英樹 )
2005/04/25 20:24
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