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トレンドマイクロ、今度はパターンファイルの配布設定ミス


 トレンドマイクロは27日夕方、ウイルスバスターなどのパターンファイルの配布でトラブルが発生したことを明らかにした。本来は差分だけアップデートされるべきユーザーに対して、フルサイズのパターンファイルを配布してしまった。同社ではActiveUpdateを一時停止し、サーバーの設定ファイルを修正した上で再開。19時30分頃からは正常にアップデートが行なえるようになっているという。

 今回の不具合は、「ウイルスバスターインターネットセキュリティ」「ウイルスバスターコーポレートエディション」「Trend Micro Client/Server Security」など12製品において、パターンファイル「2.600.00」(26日公開)から「2.602.00」(27日16時公開)にアップデートしたユーザーで発生した。差分ならば容量は259KBほどで済むが、フルサイズでは約7MBがダウンロードされることになる。

 トレンドマイクロでは原則として毎日パターンファイルを更新しており、最新版よりも7世代前までのパターンファイル適用者については差分アップデートを行なっている。それよりも古いパターンファイルを適用している場合はフルサイズのアップデートが行なわれるわけだが、今回は1世代前からのアップデートにもかかわらずフルサイズのアップデートが行なわれた。一方、より古い「2.588.00」〜「2.598.00」から「2.602.00」へは、正常に差分アップデートが行なわれたという。

 トレンドマイクロによると原因は、配信元サーバーで公開されたパターンファイルとクライアント側のパターンファイルのバージョンを比較して、必要な差分を配信するためのサーバー設定ファイルにミスがあったこと。同様のトラブルはまれではあるが過去にもあったとしているが、同社はつい先日、パターンファイル自体のチェックミスで大規模な障害を引き起こし、管理体制を強化することを約束したばかりだった。

 なお、20時20分現在、さらに新しいパターンファイル「2.604.00」のアップロードが開始された。韓国でアウトブレイクしているウイルス「WORM_KELVIR.AH」に対応するための緊急パターンファイルだという。


関連情報

URL
  サポート情報
  http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=681

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( 永沢 茂 )
2005/04/27 20:49

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