ヤフー、インターネット専業銀行業務であおぞら銀行と正式契約

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ヤフー、インターネット専業銀行業務であおぞら銀行と正式契約

　ヤフーは28日、あおぞら銀行とインターネットバンキング業務に関する契約を締結したと発表した。あおぞら銀行の完全子会社であるあおぞら信託銀行にヤフーも資本参加し、これを母体として2006年春にもインターネットバンキング業務を開始する。

　ヤフーとあおぞら銀行はすでに1月に基本合意に達しており、今回、正式に契約を締結した。契約では、あおぞら信託が普通株式1万7,500株を新たに発行し、ヤフーに割り当てる。発行価額は8億7,500万円。この時点であおぞら信託に対する議決権比率は14.9％になる。

　さらに、あおぞら信託では転換予約権付無議決権株式4万5,450株（発行価額90億9,000万円）も発行し、あおぞら銀行がいったん引き受けた後、ヤフーに譲渡する。譲渡額は115億9,000万円。銀行法所定の認可を得る必要があるが、これをすべて普通株式に転換した場合、ヤフーの議決権比率は66.6％に達する。

　普通株式の払込期日は5月12日、転換予約権付無議決権株式の発行およびヤフーへの譲渡は2006年春頃の予定だ。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（PDF）
　 http://ir.yahoo.co.jp/jp/release/20050428/20050428_4.pdf

■関連記事
・ヤフーがネットバンキング参入へ、あおぞら銀行と合意（2005/01/20）

（永沢茂）
2005/04/28 18:19

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