インフォクラフトは、携帯電話からPCを遠隔操作できるシステム「Mobile Utility」(mutil)のベータ版を無償公開した。URL入力でアプリをダウンロードできる。
mutilは、iアプリを利用して、通信を暗号化するSSH経由でPCを遠隔操作できるシステム。携帯電話で撮影した画像をPC側に送信したり、PC側のデータを携帯電話側でダウンロードできるほか、外出先からPCのメールを送信したり、サーバーのメンテナンスなどが携帯電話から行なえる。
動作確認済みの携帯電話はNTTドコモのFOMA端末「N900iS」で、SSHサーバーが必要。遠隔操作するPCは、Linux(Kernel 2.4)、FreeBSD 4.10-RELEASEに対応する。携帯電話側にはSSHクライアントのiアプリ、遠隔操作するPCには補助プログラムをインストールする。
遠隔操作はシェルで行なう形で、入力モードは携帯入力モード・直接入力モード・曖昧入力モードの3種類が用意される。携帯入力モードは、携帯電話の文字入力方法を利用したもの、直接入力モードは、2つのキーを組み合わせて記号などを入力できるもの。曖昧入力モードでは、T9のように、アルファベットが割り当てられている数字キーを入力してコマンドを検索する。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://mutil.jp/top/release.html
システム概要
http://mutil.jp/
( 津田啓夢 )
2005/05/09 19:20
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