インターネット協会(IAjapan)は、「インターネットにおけるルール&マナー検定」の2005年春夏版を5月16日から7月15日まで実施する。メールアドレスを持っていれば、IAjapanのサイト上で誰でも無料で受検できる。個人情報保護法の全面施行を受け、今回は「個人情報保護検定(知っておきたいインターネットにおける個人情報保護)」もあわせて実施する。
検定では大人向け(100問)と子供向け(30問)を用意しており、大人向けでは正解率に応じて「エキスパート」「ビギナ」など4段階の評価が下される。子供向けでは27問以上の正解で合格。いずれも出題内容はサイト上や書籍で提供しているテキストに基づくもので、何度でも受験可能だ。希望者には有料で認定証または合格証カードを発行する。
新たに用意する個人情報保護検定は、企業で個人情報を扱う人などに受験してもあらうことを想定したもの。問は20問で、受験者は各設問の正解と解説を確認可能だ。個人情報保護に関心を持ってもらうことが目的のため、受検結果に対して特に評価は下されない。テキストとなるパンフレットをサイト上で公開している。
IAjapanのオンライン検定は、インターネットを利用する上で知っておべきルールやマナーの周知のために2003年から実施しているもので、今回で5回目。2004年8月から9月まで実施した前回は大人向け検定で9,512件(合格率20.2%)、子供向けで4,510件(合格率72.7%)の受検があった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iajapan.org/press/20050512kentei-press.html
インターネットにおけるルール&マナー検定
http://www.iajapan.org/kentei/
■関連記事
・ IAjapanがネットマナーのオンライン検定実施、子供向け問題も用意(2004/08/09)
( 永沢 茂 )
2005/05/13 14:25
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