インターネットセキュリティシステムズ(ISS)とサイバーディフェンスは20日、共同でインターネット上の犯罪やテロ活動の分析を行なう「日本安全保障分析センタ」を秋に発足させることで合意し、準備室を開設したことを明らかにした。
日本安全保障分析センタでは、ISSとサイバーディフェンスが収集した脅威データをもとに、オンライン犯罪やテロ活動に対する分析を行ない、官公庁や企業などを対象にして安全保障の観点から情報を提供する。5月1日に準備室を設置し、情報の収集と分析を開始しており、秋には正式に発足させる予定。
今後の活動としては、サイバー空間の安全保障に対する危機管理体制の提案、サイバーテロなどの攻撃の情報収集、専門的分析を含めた白書の作成、専門的情報収集と分析を行なう安全保障分析官の育成、脅威データベースの構築などの活動を展開していくとしている。
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ニュースリリース(PDF)
http://www.cyberd.co.jp/news/Release050520.pdf
( 三柳英樹 )
2005/05/20 15:15
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