警察庁は19日、2004年に警察庁に寄せられた安全相談の状況を公表した。取扱件数は180万670件で、2003年の151万9,156件から18.5%増加。サイバー犯罪に関する相談は6万450件で、2003年から59.1%増加している。
相談内容で最も多かったのは、悪質商法に係わる相談の70万6,641件で、全体の39.2%を占めた。次いで契約・取引関係に係わる相談が16万8,340件(全体の9.3%)、犯罪の被害防止に係わる相談が14万9,024件(同8.3%)と続く。
前年と比べて件数が著しく変化した相談内容としては、サイバー犯罪に係わる相談が2003年の3万7,987件から59.1%増の6万450件と大幅に増えており、最も大きな増加率を示した。そのほか、刑事事件に係わる相談が前年の7万6,375件から49.9%増の11万4,511件となっている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki23/soudan.pdf
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( 増田 覚 )
2005/05/20 17:13
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