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アビバ社員、生徒のクレジットカード情報などを流出〜携帯サイトで取引


 パソコン教室を運営するアビバは23日、イオン旭川西校で同社の社員が生徒の個人情報を携帯電話向けサイトで第三者と取り引きしたと発表した。これまで、18人分のクレジットカード情報が第三者に不正使用され、約30万円の実被害があったという。

 流出した個人情報はアビバの運営するISP「PnetClub.Net」の申込書131人分。イオン旭川西校で受け付けていたもので、クレジットカードの名義、種別、口座番号、有効期限のほか、申込者氏名や住所、電話番号も含まれる。

 アビバの内部調査によれば、同社の女性社員が5月8日に申込書を外部に持ち出し、「携帯電話向けの情報を売買するサイトで取り引きしていたようだ」という。ゴールデンウィーク明けにISPへの新規申し込みがあったため、申込書のファイルを探したところ、保管されているはずのファイルが無くなっていることに気付いた。その後、16日に「クレジットカードの不正使用があったため、料金の引き落としができない」などの問い合わせが2件あり、申込書131人分が外部に流出した疑いを持ったという。

 19日までは社内で申込書のファイルを探したものの見つからず、20日付で北海道警察旭川中央署に被害届を提出。その後の内部調査で4月から休職中だった同社女性社員が持ち出したことが判明した。なお、外部に持ち出された申込書のファイルはすでに回収済み。内部調査の聞き込みでは、女性社員が「携帯電話サイトで取り引きを呼びかけた。131人分の約30人分を入力し、メールで送信した」と答えているという。

 「これまで申込書のファイルを紙媒体として管理していた。ファイルの書庫には鍵を掛け、鍵の責任者などを設定していたが、現場で運用管理が徹底していたかというと、ルーズな面もあったかもしれない。今後は全社的に申込書のデジタル化を進めるとともに鍵の管理体制を強化する。」(アビバ個人情報保護担当者)

 すでに被害にあった生徒については「電話で連絡し、訪問してお詫びを申し上げている」とコメント。クレジットカードの不正利用についてはカード会社からの請求を待って対応する。また、クレジットカード以外の個人情報流出で被害が発生した場合は、「個別の対応になる」としている。


関連情報

URL
  個人情報漏洩に関するお詫びとご報告
  http://www.pnetclub.net/annai.htm
  アビバ
  http://www.aviva.co.jp/


( 鷹木 創 )
2005/05/24 18:05

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