マイクロソフトは26日、Windows Media Player 10(以下、WMP 10)で、DRMによって保護された音楽コンテンツを音楽CDに書き込む場合、ライセンスの制限回数以上に書き込みができるケースがあることを技術情報「900686」として公開した。
WMP 10では、プレイリスト内の音楽コンテンツに関して、同一の音楽CDに対して同一の音楽コンテンツを複数回書き込む場合、ライセンスに指定されている「PlaylistBurnTrackCount」(以下、PBTC)が1以上残っているかを確認する。書き込む時点では、PBTCを参照するだけに止まり、実際に値は減少しない。PBTCが減少するのは、音楽CDへの書き込みが完了した時点となる。
今回の現象は、PBTCの値が1以上残っていれば、同一の音楽コンテンツを同一の音楽CDに対して2回以上書き込めるというもの。技術情報によると、WMP 10では現時点でこの現象を回避する方法はない。ただし、この現象は異なる複数の音楽CDに対して、PBTCの値以上の書き込みを許すものではないとしている。
関連情報
■URL
技術情報「900686」
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;900686
( 鷹木 創 )
2005/05/27 19:18
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