ヤフー、オークションの偽ブランド出品への対策強化を発表

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ヤフー、オークションの偽ブランド出品への対策強化を発表

　ヤフーは30日、Yahoo!オークションでの偽ブランド品などの知的財産権を侵害する出品への対策として、ブランド品の出品者に対する特定商取引法上の表示義務順守の徹底と、商標権に関する利用者向けの啓蒙ページを開設したと発表した。

　ブランド品出品者への対策としては、特定商取引法上の事業者に該当するとヤフーが判断した出品者に対しては、事業者としての表示義務を順守するよう誘導し、順守状況が芳しくない場合にはIDの削除措置を取るとしている。また、個人としてオークションに出品する場合についても、模倣品の出品が多く見られるブランド品については、一定数量以上の出品ができない仕組みを順次導入することを検討しているという。

　利用者向けには、Webページに掲載している「知的財産権保護ガイド」に「商標権」の解説ページを追加し、偽ブランド品の購入に対して注意を呼びかける。

　ヤフーでは、Yahoo!オークションにおける模倣品や海賊版などの知的財産権侵害出品は一切容認しておらず、今後とも権利者・権利団体と協力して模倣品・海賊版対策を進めるとともに、利用者への啓蒙などを通じてオークションにおける知的財産権侵害商品の撲滅に努めていくとしている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース
　 http://docs.yahoo.co.jp/info/pr/release/2005/0530.html

■関連記事
・ Yahoo!オークションの利用者向けに知的財産権を解説するWebサイト（2004/10/07）

（三柳英樹）
2005/05/30 12:33

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