マイクロソフトは、Windows XPの「圧縮(LZH形式)フォルダ」機能が正常に機能しない場合があることを技術情報「900990」で公表した。最新バージョンをインストールすることで解消する。
マイクロソフトでは4月からWindows XPの正規ユーザー特典として圧縮(LZH形式)フォルダ機能を提供している。通常、この圧縮(LZH形式)フォルダがインストールされている場合であれば、LZHファイルをエクスプローラで開き、その中のファイルやフォルダを別の場所にドラッグアンドドロップすることで、ファイル単位またはフォルダ単位で展開できる。
今回の不具合は、フォルダをドラッグアンドドロップして展開した場合に、フォルダの中に含まれるファイルが展開されず、フォルダを開いても空の状態になる場合があるというもの。圧縮(LZH形式)フォルダ機能の構成ファイル「lzhfldr.dll」が「バージョン5.1.2600.2005」の場合に発生するという。
解決方法は、使用している圧縮(LZH形式)フォルダをアンインストールし、修正を含む最新の圧縮(LZH形式)フォルダ(バージョン5.1.2600.2006)をインストールすること。なお、バージョンはWindowsのスタートメニューからファイル名「lzhfldr.dll」で検索し、ファイルのプロパティで確認できる。
関連情報
■URL
技術情報「900990」
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;900990
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・ マイクロソフト、Windows XP用のLZH機能を「正規ユーザー特典」で提供開始(2005/04/28)
( 鷹木 創 )
2005/06/03 12:08
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