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マカフィーのセキュリティ対策製品が「Sleipnir」にウイルス混入と誤検出


 マカフィーのウイルス対策製品「McAfee VirusScan」で、Webブラウザ「Sleipnir」のインストールファイルにウイルスを誤検出する問題が発生した。マカフィーでは、最新版のウイルス定義ファイルでこの問題を修正した。

 今回の誤検出は、マカフィーが13日に公開したウイルス定義ファイル「バージョン4511」を利用した場合に、Sleipnirのインストールファイル「sleipnir166.exe」に、ウイルス「Generic BackDoor.dr」が混入していると誤った警告が表示されるもの。原因は、インストールファイル作成プログラム「Inno Setup」で作成したファイルについてウイルスを誤検出するため。SleipnirのインストールファイルもInno Setupを利用していた。

 マカフィーでは、14日にこの問題を修正したウイルス定義ファイル「バージョン4522」を公開した。また、Sleipnirの公式ページでも誤検出の問題があることを取り上げて、ユーザーに注意を呼びかけている。


関連情報

URL
  セキュリティ情報(マカフィー)
  http://www.mcafeesecurity.com/japan/security/virG.asp?v=Generic%20BackDoor.dr
  Sleipnir 公式ページ
  http://sleipnir.pos.to/


( 三柳英樹 )
2005/06/14 16:50

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