トレンドマイクロは20日、同社製品およびウイルスパターンファイルの品質管理を目的として、日本IBM大和事業所の製品評価センター内に「トレンドマイクロ テストセンター」を開設した。トレンドマイクロ内の品質テストに加え、日本IBMのスタッフによる品質管理を行なうことで、より高品質なパターンファイルを提供することが狙いだ。
作業の流れとしては、まずトレンドマイクロが検証したパターンファイルを同社内のテスト用サーバーに配信。テスト用サーバーから配信を受けたテストセンターでパターンファイルを再検証し、問題がない場合は正規のサーバーから顧客向けに配信される。
ウイルスパターンファイルの動作確認対象製品は、「ウイルスバスター」や「ウイルスバスター コーポレートエディション」「InterScan Web Security Suite」など。現在、ウイルスパターンファイルのみの動作確認を行なっているが、今後はスパムメール判定ルールや脆弱性診断パターンファイルなど、すべてのパターンファイル形式のテストを順次実施するという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2005/news050620.htm
( 増田 覚 )
2005/06/20 15:35
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