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国内におけるMasterCard顧客情報の流出件数は最大で約8万人


 米国で4,000万件以上のクレジットカード顧客情報が流出した恐れがあると報道された件について、マスターカードインタナショナルは20日、日本国内における流出状況の可能性を発表した。

 同社によれば、顧客情報が流出した可能性があるMasterCardブランドのカードは約1,390万枚で、うち日本国内の金融機関およびカード会社の情報は全体の0.58%未満だという。なお、国内のカード発行会社の状況については、「各社が個別に発表する」として明言を避けている。

 一方、国内カード会社では、日本信販がマスターカードと提携して発行したクレジットカード866件分について、流出した可能性があることを確認したという。また、UFJカードでもマスターカードと提携して発行したカードの一部が不正利用されたことを明らかにした。

 このほか、日本信販やオリエントコーポレーション、DCカード、UCカード、三井住友VISAカード、クレディセゾンなどがサイト上に問い合わせ窓口を開設している。各カード会社では、流出の可能性があるカード所有者に対してクレジットカード番号を変更したカードを再発行するほか、カード所有者に過失がないと認められた場合には不正利用による負担を請求しないことを発表している。

[お詫びと訂正]
 記事初出時、タイトル中で流出件数を最大で「約80万人」と記述していましたが、正しくは「約8万人」です。お詫びして訂正いたします。


関連情報

URL
  マスターカードインタナショナル
  http://www.mastercard.com/jp/
  日本信販(1)
  http://www.nicos.co.jp/info_caution/050620.html
  日本信販(2)
  http://www.nicos.co.jp/info_caution/050620_b.html
  UFJカード
  http://www.ufjcard.com/link/link_vmj.asp?link=../news/cont_master.html
  オリエントコーポレーション
  http://www.orico.co.jp/mainte/infomation_20050620.html
  DCカード
  http://www.dccard.co.jp/info/customerinfo_8.shtml
  UCカード
  http://www2.uccard.co.jp/news0619.html
  三井住友VISAカード
  http://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo8090103.jsp
  クレディセゾン
  http://www.saisoncard.co.jp/news/contents/nc050620.html


( 増田 覚 )
2005/06/20 22:05

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