米国におけるクレジットカード情報の大量流出事件に便乗したフィッシングメールが出回っているとして、米Secure Computingが注意を呼びかけている。
このメールは、MasterCardからのメールを装って、「アカウントの定期的な更新と検証を行なったところ、あなたの情報が不完全あるいは変更されているため、現在の情報を確認できませんでした。5日以内に最新の情報に更新しなければ、アクセスを制限します」などと説明してフィッシングサイトに誘導。会員のアカウント情報を引き出そうとする。
Secure Computingによると、このフィッシングメールは、カード情報約4,000万件が流出した恐れがあるとメディアで報じられてから24時間以内にすでに出回っていたという。MasterCard会員の不安心を食い物にしたものだとしている。
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ニュースリリース(英文)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=98946&p=irol-newsArticle&ID=722652&highlight=
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( 永沢 茂 )
2005/06/23 16:26
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