YOZANは、5.7GHz帯の実験局予備免許を取得したと発表した。これにより、国内でWiMAX方式のIP携帯電話サービスに向けたフィールドテストが行なう。
WiMAXは、屋外利用を想定したIEEE 802.16ベースの無線LAN規格。同社では、6月29日に実験用ネットワークを構築し、7月から今回取得した予備免許でフィールドテストを実施する。
実験では都心部に実験局を開設し、電波強度、電波到達距離、スループットなど基礎データを取得。同社では2005年12月にも商用サービスを開始するとしている。5月の発表では、商用化された場合、WiMAXネットワークを他事業者に提供するVNO(Virtual Network Operator)方式で展開するとしていた。
また、実験に参加するIRIユビテックでは、今回の実験において映像のストリーミングサービスといったデータ伝送量の大きなサービスの実現性を検証するとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.yozan.co.jp/yozan/ir/pdf/050624.pdf
関連記事:第222回:WiMAX とは[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/23442.html
関連記事:鷹山、WiMAX方式のIP携帯サービスに向けてフィールドテスト[ケータイWatch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22593.html
■関連記事
・ YOZAN、WiMAXはVNO方式で他事業者に提供(2005/05/25)
・ 鷹山、WiMAXによるIPワイヤレス通信サービスの実施計画概要を公表(2005/03/25)
( 津田啓夢 )
2005/06/24 19:40
- ページの先頭へ-
|