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KDDI、時速120kmで最大75Mbpsの通信が可能なIEEE 802.16e実証実験


 KDDIは29日、IEEE 802.16eに基づく無線局実験局免許を取得し、移動環境における基礎的な無線伝送実験に成功したと発表した。KDDIでは7月より本格的な性能評価を目的とした実証実験を開始する予定。

 IEEE 802.16eは、IEEEで現在標準化が進められている無線通信規格。すでにWiMAXとして標準化されているIEEE 802.16-2004が10〜50kmの距離で最大75Mbpsの通信が可能であるのに対して、IEEE 802.16eは通信速度は最大75Mbpsと同じながらも通信距離が2〜3kmと短いが、時速120kmでのハンドオーバーをサポート。固定無線アクセス手段としてのIEEE 802.16-2004と比べて、IEEE 802.16eは「モバイルWiMAX」とも称され、モバイルサービスでの利用が期待されている。

 KDDIの実証実験は大阪中心部で行なわれており、7月からは同地区で100台以上のPCカード型端末などの移動局を使用して、移動体環境でのIEEE 802.16e規格の有効性を検証する。KDDIでは、第3世代携帯電話を補完する無線方式としてIEEE 802.16eを位置付けているという。

 なお、IEEE 802.16e技術の標準化が完了した際には、WiMAXフォーラムでの相互接続性確認なども行なわれる予定だが、KDDIによれば今回の実験はWiMAXとは関係なく、あくまでIEEE 802.16e技術を検証するものだという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0629a/index.html

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( 甲斐祐樹 )
2005/06/29 15:19

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