マイクロソフトは28日、Windows XP用の更新プログラム(KB898461)の提供を、Windows Updateを通じて開始した。セキュリティに関する修正ではなく、Windows Updateによるファイル配布の効率化を目的とした更新となっている。
今回提供された更新プログラムは、Windows Updateで配布されるファイルのサイズを小さくすることが目的。これまでは、更新プログラムの各ファイルにパッケージインストーラ(Update.exe)が含まれており、適用時にその都度ダウンロードして実行する仕組みとなっていた。今回の更新では、パッケージインストーラををあらかじめPCにインストールしておくことにより、今後配布されるファイルのサイズを縮小する。
マイクロソフトによると、今後Windows Updateで配布する更新ファイルにはパッケージインストーラが含まれなくなる予定で、今回の更新プログラムの適用は必須になるとしている。
関連情報
■URL
Windows XP用の更新プログラム(KB898461)
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=50c334e1-9a67-4b99-a65a-069b79267856&DisplayLang=ja
技術情報(KB898461)
http://support.microsoft.com/kb/KB898461
( 三柳英樹 )
2005/06/30 19:33
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