ライブドアは5日、ライブドアファイナンスが運営する「livedoorファイナンス」で独自の株価指数「ネット指数」による情報配信を開始した。
ネット指数は、インターネット関連のサービスを提供する上場企業83銘柄で構成されており、総合指数に加えて「ネット広告」「Eコマース」「モバイル」「ポータル」「ネット証券」などの分野別指数も提供する。主な組み入れ銘柄はヤフーやソフトバンク、楽天など。ポータルの分野別指数にはライブドアも組み入れられている。
組み入れた銘柄の基準は、1)インターネット上の情報・コンテンツを提供する、2)インターネット上で商品の売買を行なう、3)主にインターネット関連ソフトウェアの制作を行なう、4)インターネット上のセキュリティ関連サービスを提供する、5)インターネット接続サービスのインフラを提供する――など。このほか、インターネットに深く関連しているとライブドアが判断した銘柄も組み入れている。
ネット指数の算出式は「(組み入れ銘柄の現在時価総額合計)÷(基準時価総額)×1,000」で、基準値は1,000。基準時価総額は、6月10日の終値から算出した組み入れ銘柄の時価総額総計で、新規上場や上場廃止など市況変動以外の要因で時価総額が変動する場合には連続性を維持するために、その都度修正される。
ライブドアファイナンスでは「今後、インターネット業界においてネット指数が業界に特化した株価指数の標準になることを目指す」という。なお、発表初日の動向は、15時55分時点で前日比1.28%減の1,071.11。ヤフー、楽天、エキサイト、ライブドアが組み込まれた「ポータル」の指数は前日比1.62%減の1,073.56となっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=714
ネット指数
http://finance.livedoor.com/quote/net_index/
( 鷹木 創 )
2005/07/05 16:21
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