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みずほ銀行とジャパンネット銀行の顧客口座からも不正出金


 みずほ銀行とジャパンネット銀行は、顧客のPCにスパイウェアが侵入し、顧客の預金口座から何者かによって現金が他行に振り込まれる被害が発生したことを明らかにした。2日にはイーバンク銀行でも同様の手口の被害が1件発生し、13万円の被害が確認されている。

 みずほ銀行によれば、インターネットバンキング「みずほダイレクト」の顧客が利用しているPCにスパイウェアと思われるソフトが侵入し、この顧客のPCからパスワードなどが不正に盗まれ、身に覚えのない振り込みが行なわれる被害が2日に発生したという。現時点までに1件の被害が確認されているが、被害額については公表していない。なお、被害に対する補償としては、みずほダイレクトが定めている保険金額の範囲内で対応するという。

 一方、ジャパンネット銀行でも同様の被害が認められており、数名の被害者が出ている。被害状況については、警察当局の捜査で事実関係が判明した時点で発表するという。被害の補償に関しては「被害者と相談中」としている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(みずほ銀行)
  http://www.mizuhobank.co.jp/info/info050704.html
  ニュースリリース(ジャパンネット銀行)
  http://www.japannetbank.co.jp/headline/050706.html

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イーバンク銀行の顧客口座から第三者による不正出金、スパイウェアが原因か(2005/07/04)


( 増田 覚 )
2005/07/06 13:52

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