独Fraunhofer IISは、7月14日でMP3が10歳を迎えると発表した。1995年のこの日、同社の研究員らが開発した新しい音声圧縮テクノロジーに対して「.mp3」という拡張子を用いることが決まったのだという。同社は、MP3の開発元で、関連特許を保有している企業。
Fraunhofer IISによると、「.mp3」という名称は研究所内の投票により満場一致で決まった。同社では今回、投票結果を伝える当時のメールも紹介しており、「ISOのMPEG Audio Layer 3の拡張子として、全員が.mp3に投票した。今後はもう、WWWページやシェアウェア、デモなどで.bitという拡張子は使わないように」との内容が記されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.iis.fraunhofer.de/pub_rel/presse/2005/mp3/index.html
( 永沢 茂 )
2005/07/14 12:47
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