マイクロソフトは、Windows 2000用の修正パッチをまとめた「Update Rollup 1」適用後に、Outlookからパスワードの変更ができなくなる場合があると技術情報「KB904130」で公表した。
技術情報によると、Update Rollup 1をPDC(Primary Domain Controller)エミュレータに適用した場合、WORKGROUPに存在するクライアントPCの「Outlook 2002/2000」の「Standard Edition」からパスワードを変更できなくなる場合があるという。
原因は、Update Rollup 1を適用することで、Windows 2000 Serverが認証に使用するアルゴリズムが変更されること。マイクロソフトによれば回避策は、パスワード変更をOutlookからではなく「Windowsのセキュリティ」の「パスワードの変更」から行なうこととしている。
関連情報
■URL
技術情報「904753」
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;904753
■関連記事
・ Windows 2000のUpdate Rollup適用後、FDの上書き保存でExcelなどが停止(2005/07/11)
・ Windows 2000用の修正パッチ群「Update Rollup 1」公開(2005/06/29)
( 鷹木 創 )
2005/07/19 12:10
- ページの先頭へ-
|