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拡張機能の互換性問題を修正した「Firefox 1.0.6」「Thunderbird 1.0.6」


 Mozilla Foundationは19日、Webブラウザの新バージョン「Firefox 1.0.6」とメールソフトの新バージョン「Thunderbird 1.0.6」を公開した。現時点でFirefoxは日本語を含む28カ国語版、Thunderbirdは英語版が用意されている。

 Firefoxは、12件の脆弱性を修正したバージョン1.0.5の英語版が12日に公開されていたが、APIの仕様変更により一部の拡張機能が動作しなくなる現象が報告されたため、他の言語へのローカライズが見送られていた。今回公開されたバージョン1.0.6ではこの互換性問題を修正している。Windows Server 2003/XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98、Mac OS X、Linuxに対応する。

 一方、Thunderbirdについても、脆弱性修正などを行なったバージョン1.0.5の英語版が公開されていたが、同様に今回のバージョン1.0.6においてAPIの互換性問題が修正された。Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98SE/98、Mac OS X、Linuxに対応する。

 なお、Mozilla Japanによれば、Thunderbird 1.0.6の日本語版についても現在ローカライズ作業を進めており、近く公開される見込みだ。


関連情報

URL
  Firefox 1.0.6のリリースノート(英文)
  http://www.mozilla.org/products/firefox/releases/1.0.6.html
  Thunderbird 1.0.6のリリースノート(英文)
  http://www.mozilla.org/products/thunderbird/releases/1.0.6-release-notes.html
  Mozilla Japan
  http://www.mozilla-japan.org/

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( 永沢 茂 )
2005/07/20 15:35

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