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GRETECH JAPANファイルバンク事業部マーケティング戦略部長の三苫茂氏
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GRETECH JAPANは、無料で1GBまでのディスク容量を利用できるオンラインストレージサービス「ファイルバンク」を開始した。Windows XP/2000/Me/98に対応するほか、Macintoshについては、8月上旬に対応する予定。
利用するには会員登録が必要。利用期間は無制限だが、1週間ログインしない場合には、ファイルが削除される。なお、月額630円を支払えば、ログイン期間の制限を受けずにファイルを保存することも可能だ。同社によれば、「利用期間の制限を設けずに、無料で1GBのオンラインストレージサービスを提供しているのは、国内ではGRETECH JAPANのみ」だという。
ファイルバンクに保存できる1ファイルの最大容量に制限はない。ファイルのダウンロードについては、1日に500MBまでは高速ダウンロードを利用できるが、500MBを超えた場合は低速ダウンロードに変更される。
同社ファイルバンク事業部マーケティング戦略部長の三苫茂氏は、「ISPやPCのスペックによって誤差はあるが、FTTH接続環境で1GBのファイルをダウンロードする場合、高速ダウンロードでは約1分、低速ダウンロードでは、高速ダウンロードの20倍から40倍程度の時間がかかる」としている。なお、1日500MB以上の高速ダウンロードを使用する場合は、別途費用が発生する。
ファイルの共有機能としては、最大100名まで共有できる。非会員ユーザーとのファイル共有も可能だが、非会員ユーザーはダウンロード速度に制限がかかるため、同社では会員登録を勧めている。事前に登録した利用者だけに公開する「友達シェア」や無制限に公開する「全体シェア」のほか、公開しない設定を行なえる。他の会員がシェアしているファイルの検索も可能だ。
また、保存したファイルを最大100MBまで友人などに送信できる「センドファイル機能」を搭載。受信者宛のメールにはファイルが公開されているサイトのURLが記載されており、そこからファイルをダウンロードできる。
ファイルバンクでは1GB以上のディスク容量を利用できる有料コースも用意されている。月額840円で2GBを利用できるほか、3GB(1,260円)、5GB(2,100円)、10GB(4,200円)、100GB(42,000円)などのプランを選べる。決済方法としては、クレジットカード決済、コンビニエンスストア支払い、インターネットバンキング決済に対応する。
ファイルバンクは、韓国のGRETECH社が手がけるオンラインストレージサービス「iPOP」と同様のサービス。韓国では会員数が500万に上るという。日本ではファイルバンクと名称を変えて、ベータサービスが3月29日、正式サービスが6月8日に開始した。
7月11日現在で、会員数は13,000人。会員数の目標として三苫氏は、「2005年12月期には20万人、2006年12月期には240万人を目指す」という。また、売上高としては、2005年12月期で2,700万円、2006年12月期には9億1,000万円を見込む。今後は、無料サービスに付加サービスを提供して、無料会員を有料会員に導くことで収益を確保する考えだ。
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ファイルバンクの現状
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ファイルバンクの目標
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[お詫びと訂正]
初出時、ファイルバンクに保存できる1ファイルの最大容量を100MBとしましたが、、正しくは無制限の誤りです。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
ファイルバンク
https://www.filebank.co.jp/
( 増田 覚 )
2005/07/22 19:05
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