野村総合研究所(NRI)は26日、日本国内の無線ブロードバンドサービスに関する市場動向予測を発表した。
NRIでは、無線通信によるブロードバンドサービスを利用する機器をジャンル分けして2008年における需要を予測。それによれば、ノートPCやPDAなどで約770万端末、携帯AVプレーヤーや携帯ゲーム機などで約680万端末、家庭内のPCやゲーム機、テレビなどで約770万端末の需要が見込まれるという。
しかしながら、無線ブロードバンドサービスを実現するために必要な周波数帯はすでに飽和しているとして、現状のままでは今後の需要に対応できないと指摘。今後国内で商用サービスがスタートすると見込まれるWiMAXでは、利用周波数帯を諸外国と調整したり、次世代PHSの実用化を進めたりする必要があるとしている。
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ニュースリリース
http://www.nri.co.jp/news/2005/050726.html
( 関口 聖 )
2005/07/26 16:54
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