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楽天市場の個人情報流出で新たに161件判明、合計284件に


 楽天市場の店舗での取引に関係する個人情報が流出した件について、楽天は28日、流出件数が284件に増えたことを発表した。

 発表によると、28日午前7時現在で流出を確認した個人情報は284件。23日に発表された123件から161件増えたが、増加分についても株式会社センターロードが運営する「AMC」から流出した情報だという。

 楽天の調査では、これらの個人情報が「内部から流出した可能性は限りなく低いとの結論に達している」という。また、現在のところ、クレジットカードについては「大量の不正使用は確認できていない」。同社では、8月請求分を含めた不正使用の可能性を調査しており、カード会社各社に対しても不正使用防止のためのモニタリングも依頼している。

 なお、一部報道では「7万件~10万件が流出した可能性がある」「個人情報が暴力団の資金源になっている」「大量に不正使用された可能性がある」と報じられているが、楽天では「これらの報道についての事実関係は確認されていない」としている。

【追記 12:00】
 楽天によれば、今回新たに判明した161件については「一部報道機関からデータの提供があった」という。提供を受けたデータの件数に関しては明らかにしていないが、「1万件単位の大規模なデータではない。提供データのうち重複を削除して確認したところ、新たに判明した件数が161件だった」としている。


関連情報

URL
  楽天市場の店舗での取引に係る個人情報の流出について
  http://www.rakuten.co.jp/com/faq/information/20050723.html
  AMC
  http://www.rakuten.co.jp/amcamc/

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楽天市場の店舗利用者のクレジットカード番号など個人情報123件流出(2005/07/25)


( 鷹木 創 )
2005/07/28 11:23

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