総務省は、NTT東西の回線を利用したFTTHサービスの引き込み線に関する電柱添架手続きの簡素化について取りまとめた内容を公表した。
電柱添加手続きの簡素化案については、2005年1月に総務省がNTT東西に対して検討結果を報告するよう求めていたが、NTT東西からの報告内容と接続事業者が求める簡素化の内容との間に違いが見られたという。このため総務省では、NTT東西と同等に接続事業者が光引き込み回線を敷設できるようにすることを目的として検討を進めていた。
今回の検討内容では、NTT東西の引き込みポイント以外に添架が可能なポイントを新たに開放する方針が示された。接続事業者は他の一般添架ポイントの空き状況にかかわらず、新たに開放されるポイントを利用できる。
また、新たに開放されるポイントに単独添架できない場合は従来のポイントに単独添架する必要があるが、新たなポイントに単独添架できない場合であって、電力設備との離隔確保のための改修工事が必要かつ従来ポイントへの添架も難しい場合には、NTT東西のポイントにも添架が可能とした。
関連情報
■URL
総務省 報道発表資料
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050729_13.html
( 甲斐祐樹 )
2005/07/29 19:51
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